2012.10.19
インタヴュー1 〈いのち〉を守る思想を福島に探る | 1 大切なのはいのち――飯舘村・酪農家だからこそ | 長谷川健一 |
2 福島はどこまで安全か――親として大学人として | 荒木田岳 | |
インタヴュー2 絶望から紡ぐ希望――ダルク女性ハウスに集う女性たち | 上岡陽江/瓜生美智子/唯 | |
〈いのち〉の承認と連帯の倫理をめぐって | 藤谷秀 | |
「生命権」の確立と「生存権」の再構築――福島と生活保護をむすんで | 吉崎祥司 | |
「人間の尊厳」とは何か、それをいかに守るか | 河野勝彦 | |
資本主義批判としての『ショック・ドクトリン』――ハーヴェイの資本主義論との比較をつうじて | 佐々木隆治 |
放射線リスクの生命倫理――放射線被ばくの歴史からみた功利主義批判 | 隅田聡一郎 |
批判的実在論(Critical Realism)と存在論的社会科学の可能性 | 佐藤春吉 |
災害を通して見る民衆への信頼と希望――レベッカ・ソルニット『災害ユートピア』と社会運動への期待 | 新井田智幸 |
沖縄の歴史的経験に学ぶということ | 和田悠 |
民主主義教育の認識論的基礎――ヒラリー・パトナムの「民主主義の認識論的正当化」を手がかりに | 中村(新井)清二 |
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]
特集 コロナが暴く支配と抑圧――生の蹂躙に抗う コロナ禍に隠された「分断」に目を凝らす――生権力を下から統御するために 鈴木宗徳 コロナ禍の私の不安と「弱者」についての断章 竹内章郎 コロナ禍において障害児とその家族が直 […]