2007.09.01
若者の現在と「自立」――「貧困」と「労働の破壊」を背景にして | 河添 誠 |
高齢者・障害者に強いられる負担と自立――社会保障改革における負担と自立の法律学 | 伊藤周平 |
能力観の転換と自立像をめぐる変容――キー・コンピテンシーをめぐって | 平塚眞樹 |
「自立」を女性の側に取り戻すために | 竹信三恵子 |
ポスト・フォーディズム=情報・消費社会における感情マネジメント=権力作用の問題性 | 飯島伸彦 |
自己責任論とナショナルなまなざし | 石井 潔 |
教育における依存的自立――自己と他者の弁証法 | 折出健二 |
無所有と自立 | 渡辺憲正 |
「社会的自由主義」における「自立」・「連帯」 | 吉崎祥司 |
◇追悼 古田光先生のこと | 吉田傑敏 |
カルチュラル・スタディーズの現在 | 高山智樹 |
医療におけるスピリチュアリティ | 福山隆夫 |
高揚する「反グローバル」社会運動の理解をめぐって――ハイリンゲンダム・サミット対抗行動参加者の断想 | 大屋定晴 |
模索するラテンアメリカ | 尾場瀬一郎 |
脳科学と脳トレーニング | 松原斎樹 |
人間の安全保障としての「レジャー」をめざして――「新自由主義型自由時間政策批判」序説 | 市井吉興 |
ミラー・ニューロンによる人間の社会性の新しい考え方 | 武田一博 |
上田薫の教育観と環境教育学ぶ意味と他者関係の回復に向けて | 野田 恵 |
『古事記傳』を読む〈眼〉――『日の神論争』における掛け違いから反省する | 吉川宜時 |
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]
特集 コロナが暴く支配と抑圧――生の蹂躙に抗う コロナ禍に隠された「分断」に目を凝らす――生権力を下から統御するために 鈴木宗徳 コロナ禍の私の不安と「弱者」についての断章 竹内章郎 コロナ禍において障害児とその家族が直 […]