1999.11.01

| 暴力国家 | C・ダグラス・ラミス |
| テロルのコスモロジー ―― 断想的考察 | 清 眞人 |
| 暴力批判 ―― 傷つけられた者への応答としての | 藤谷 秀 |
| 世代間葛藤と離家の条件 | 中山一樹 |
| 戦時の性暴力、平時の性暴力 ―― 「女性に対する暴力」の二○世紀 | 森田成也 |
| 沖縄戦の体験と戦後体験 | 安仁屋政昭 |
| 時代の暴力と民衆の論理 ―― 日韓共同ワークショップと北海道の民衆史掘り起こしの経験から | 橋本 信 |
| 「自己決定」と性、生殖 ―― 生命と性の貶めに抗して | 吉崎祥司 |
| 道徳はすべての人のために、だがこの私はこの私でしかなく ―― 『理由と人格』を読む | 伊勢俊彦 |
| 日本における生命倫理学の動向 ―― その役割と課題 | 黒須三惠 |
| 哲学思想の多様性と批判性と ―― 哲学思想系の事典発刊によせて | 渡辺憲正 |
| フォーク・サイコロジーは心の唯物論に何をもたらすか ―― アンディ・クラークの所説の批判的検討 | 武田一博 |
| ヘーゲル『精神現象学』におけるアザーリング問題と教育実践 | 折出健二 |
| 生命尊重の生命倫理学と環境倫理学の可能性 ―― 進化論的倫理学の視角から | 河野勝彦 |
| 「労働価値」説における自然の問題 ―― イムラー「労働価値」説批判の批判的検討 | 韓 立新 |
特集 ケアと資本主義 インタヴュー:ケアとは何か――重度障害者の親の立場から考える その中核にあるもの 児玉 真美 ケアの「規範」――ナンシー・フレイザーの反資本主義フェミニズムとケアの危機 小山 花子 親密圏とコミュニ […]
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]