2000.10.01

| 《座談会》セーフティーネットと公共性 | 二宮厚美・金子勝 編集部・石井潔 |
| 生活共同と公共性 | 大窪一志 |
| 開かれた社会とその敵――opennessとしての公共性 | 大西 広 |
| 対抗的公共圏の形成のために――ハーバーマスとその後 | 日暮雅夫 |
| 労働の蘇生と公共圏 | 小池直人 |
| 「責任をめぐる政治」と唯物論――いわゆる「歴史主体論争」に触れて | 石村多門 |
| フランスにおけるニーチェ受容――ジル・ドゥルーズのニーチェ解釈を中心に | 河津邦喜 |
| ニーチェとは誰か――その実存と思想の究明 | 室田栄治 |
| 戸坂潤における「文学」の意味をめぐって――現代の「カルチュラル・スタディーズ」との関係で | 池田成一 |
| 戸坂潤の実践的唯物論の意義 | 吉田傑俊 |
| 思想の問いかけとしての沖縄 | 大田昌秀 |
| フェミニズムにとって〈慰安婦〉問題とはなにか―― ナショナリズムと〈慰安婦〉問題』をめぐって | 浅野富美枝 |
| 生命倫理の前進のために ―― 「なぜ」の徹底を | 竹内章郎 |
| 文化研究のキーワード?―― 『カルチュラル・スタディーズとの対話』を読んで | 吉田正岳 |
| マルクス思想の現在 | 佐藤春吉 |
| 菅野礼司『科学は「自然」をどう語ってきたか──物理学の論理と自然観』に寄せて | 井本三夫 |
| 記憶へのオマージュ ―― 「撮る側」のレトリック | 照井日出喜 |
| 福沢諭吉における自由観 | 福元千鶴 |
特集 ケアと資本主義 インタヴュー:ケアとは何か――重度障害者の親の立場から考える その中核にあるもの 児玉 真美 ケアの「規範」――ナンシー・フレイザーの反資本主義フェミニズムとケアの危機 小山 花子 親密圏とコミュニ […]
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]