学 会 刊 行 物

『唯物論研究年誌』第28号
「エコロジーからの抵抗」
(2023年10月刊)

特集 エコロジーからの抵抗:支配と抑圧を乗り越える

インタビュー 食料危機をどう乗り越えるか―グローバルアグリビジネスのための食料生産か、民衆のための生産か印鑰智哉
エコロジーはポスト資本主義をめざす市原あかね
エコロジーへのケア―いのちの関係の再構築に向けて東方沙由理
マルクスは「生活の生産」をどのように構想したか―エコロジーとジェンダーの視点を踏まえて岩佐茂
個体的所有 その後竹内真澄

思想のフロンティア

オキュパイより速く、そして資本主義よりも速く―加速主義における二つの加速小泉空
デジタル労働における支配と抵抗―ネグリ=ハート『アセンブリ』の批判的展開原民樹
平和のオルタナティブ構築に向けた論点―現代世界秩序の批判的把握のために梶原渉

レヴュー・エッセイ

「危機の時代」の戦争と平和の「リアリティ」秋山道宏

研究論文

現代シリアにおける「市民社会」構想―読み替えへの抵抗岡崎弘樹
宣長・昌益の「自然ノ神道」の発展の帰結―『直毘靈』と『契フ論』に見られる<自然>の発言吉川宜時

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