特集:所有をめぐる〈私〉と〈公共〉 | |
友愛の共同体と知的所有権をめぐって――現代所有権論序説 | 池上 惇 |
自然エネルギー生産手段の住民所有――デンマークとドイツの風力発電を中心に | 和田 武 |
所有・労働・人格――ヒュームの社会的世界と人間 | 伊勢俊彦 |
臓器はだれの「もの」か | 黒須三恵 |
エココモンズの現在と共同所有の未来 | 市原あかね |
無所有の歴史的ポテンシャル――マルクス所有論再考 | 渡辺憲正 |
小特集 | |
ニーチェ断想――「唯物論とニヒリズム」問題への一つの接近迂路として | 清 眞人 |
革命的個人主義と68年のマルクーゼ――唯物論的ニヒリズムの社会的構想力 | 出口剛司 |
唯物論と価値ニヒリズム――ノモス批判と宇宙論からの接近 | 渋谷治美 |
特別寄稿 | |
記者はどのように記事を書くのか――認識と介入・身体性から | 近田洋一 |
思想のフロンティア | |
・アメリカと暴力の民主主義 | 佐藤和夫 |
ほか「レヴュー・エッセイ」2本、「研究論文」3本 |