学 会 刊 行 物

『唯物論研究年誌』第7号「所有をめぐる〈私〉と〈公共〉」(2002年10月刊)

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特集:所有をめぐる〈私〉と〈公共〉

友愛の共同体と知的所有権をめぐって――現代所有権論序説池上 惇
自然エネルギー生産手段の住民所有――デンマークとドイツの風力発電を中心に和田 武
所有・労働・人格――ヒュームの社会的世界と人間伊勢俊彦
臓器はだれの「もの」か黒須三恵
エココモンズの現在と共同所有の未来市原あかね
無所有の歴史的ポテンシャル――マルクス所有論再考渡辺憲正

小特集

ニーチェ断想――「唯物論とニヒリズム」問題への一つの接近迂路として清 眞人
革命的個人主義と68年のマルクーゼ――唯物論的ニヒリズムの社会的構想力出口剛司
唯物論と価値ニヒリズム――ノモス批判と宇宙論からの接近渋谷治美

特別寄稿

記者はどのように記事を書くのか――認識と介入・身体性から近田洋一

思想のフロンティア

・アメリカと暴力の民主主義佐藤和夫
ほか「レヴュー・エッセイ」2本、「研究論文」3本

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