特集:デモクラシーを研ぎなおす | |
デモクラシーを研ぎなおす――特集にあたって | |
インタヴュー1 新自由主義時代のデモクラシー――参院選後の構造改革政治の行方と対抗運動の課題 | 渡辺治 聞き手:市原あかね・二宮元 |
インタヴュー2 社会運動から政治へ――弱者救済のためのリアリズム | 宇都宮健児 聞き手:三崎和志 |
社会再生の民主主義――デンマーク型社会からの示唆 | 小池直人 |
『資本論』によるラディカル・デモクラシーの深化 | 明石英人 |
エネルギー・デモクラシーの源流と構想 | 澤佳成 |
思想のフロンティア | |
グローバル資本主義の争点――ハーヴェイの『資本論』読解をめぐって | 大屋貞晴 |
エジプト革命第二ステージをめぐる心理戦――中東の革命状況は今どのような段階にあるか | 栗田禎子 |
レヴュー・エッセイ | |
社会的包摂を通しての亜雇用の創出――ロベール・カステル『社会問題の変容』とその後 | 片岡大右 |
日本の大学は死んだのか――ブラック大学、PDCAファシズム、負担者受益、内部留保・資産運用 | 重本直利 |
研究論文 | |
帝国主義のアポリアとその克服――「アドルノの継承者」としてのサイード読解の試み | 橋本直人 |
能力と教育における平等の分配原理――アマルティア・センのケイパビリティ・アプローチを手がかりに | 福島賢二 |
〈労働する動物〉に「政治」は可能か?――ハンナ・アーレントの労働運動論から | 百木漠 |