第1部 生まれ・育て・看取りの変容――生のかたち | |
第1章 〈薄い生〉の現在――大衆的生の変容と夢みる権利 | 中西新太郎 |
第2章 生命をつなぐ・つむぐ――〈生命継承性〉とその課題 | 池谷壽夫 |
第3章 「家族」の未来のかたち――結婚・出産・看取りの人類学的展望 | 森下直貴 |
第4章 人類進化における子育て戦略ノート | 柴田 章 |
第2部 聞き取り・読み書き・つながりの歴史――コミュニケーション | |
第5章 言語起源論の現在――進化論的シナリオを一八世紀の光に照らしつつ | 古茂田宏 |
第6章 価値交換としての言語コミュニケーション | 石井正人 |
第7章 メディアとコミュニケーションの現在 | 斉藤吉広 |
第3部 求め・働き・集うひとびと――公共性と親密圏 | |
第8章 「次はもう選ばれないかもしれない」という恐怖――人間関係の再帰化と公私の変容 | 鈴木宗徳 |
第9章 社会的身体性と想像力 | 清 眞人 |
第10章 《いたみ》の思想――《ポスト形而上学》の時代の唯物論 | 三崎和志 |
第11章 古代・中世・近代を貫く公共性の変容――アーレントの視点で | 小山花子 |